2010年05月19日
破滅へのロンド・・・・!
え~~っと。『テニスの王子様』をご存知の方には、説明いらないかもしれないのですが。
とある名選手のスマッシュ技です。
一度目は、相手のラケットを持つお手手を狙い、しかもその手に当たったボールの跳ね返る角度とタイミングを待ち構えて2度目のスマッシュを決めに行く。
という、相手が凹む技です。
え?ブリ婆が駆使したか?
ということは絶対ありえないのですが。
昨日、初心者大会へ、とあるペアのピンチヒッターとして参戦してきました。予選は3チームで総当りをして、1位が本戦に出場できるというもの。昨年は同率で並び、1ゲーム差で本戦に行けなかったという大会です。
その大会以後、一緒に出たXさんには”お呼びじゃない”とされたのですが、今大会の一日前、捜しても捜してもピンチヒッターが見つからないXさんに呼んでもらえたのでした。
というわけで。
”まだ試合に出たことがない。試合に出ている人ってみんなお上手になってから出ているんですよね?”
という誤った認識をお持ちの方、ちょっと見方を変えてくださいませ。
いますよ、まず私でしょ。それから数名は、凹みつつ涙こらえて頑張っている人が。
恥ずかしさこらえてそれでもボール追っかけている人間が。
実は昨日、私達の組はいきなりBチームさんが欠場してしまいました。私達は3番手だったので、最初Aチーム対Bチームを見学できるはずだったのですが・・・。
「一騎打ちなので2試合をやってください。3セットマッチです=6ゲーム先取の1試合がオールになったら、3試合目で決着をつけます。」
という説明をいきなり受けてのスタート。
最初のサーブ練習からびっくり。
リターンは強打(こちらがそのボールを捕れません)。
サーブは速くて重い、スゴイ!!
(ま、事前の大会は、初心じゃなくて初級に出られていた方だとは聞かされていたのですが・・予測以上)
ギャラリーもびっくりしてましたねぇ。
でも、チャレンジチャレンジ
1ゲーム目はリターン。
とりあえず返すを念頭にデュースまでもつれました。が、押し切られ・・。
2ゲーム目はXさんサーブ。1ゲーム目から前衛でチョロチョロしていたのですが、さらに気合を入れて・・・。
でも、リターンは出にくいクロスの中ロブ。Xさんのボールだもんね!それでもちゃんと相手前衛さんを見てはいたのですが(すみません、でもボディはまだリターンさんのほうを向いていました)。
あれ?前衛さん方向へボールが?と思うまもなく。
ガツーン。
ブリ婆、死んでもラッパを放しませんでした、もとい、
痛くてもラケットを落としませんでした。
ラケットを持っている右手にピンポイントで当たったのです。
で、そのハイボレーを打った方はちゃんと跳ね返りボールを計算してラケット構えていましたが、私の手の甲も肉付きがよすぎてボールは返らず。
すみませんねぇ、破滅へのロンドじゃなくなっちゃって。
で、一応「大丈夫ですか?」と言われたんで、
「はい。大丈夫です。」と答えて、次のポイントの準備として前衛の場所を変えて気をとりなおして構えた途端、また「大丈夫ですか?」と聞かれたのです。
早く今の一件を忘れて集中したいのに?
で、「はい、大丈夫です。」と答えたのですが。
向うはさらに何度も同じ事を聞き、一向にリターン体勢に入ってくれません。ブリ婆、耳が悪いせいか、声はでかいほうなんですが、聞こえないのかと思い。
また、そんなに心配してくれているのかなぁと思い。
ちょっと相手のほうへ近寄って笑顔を無理やり作って「全然大丈夫です~!」と答えました。で、その方がリターンのときに、私がなんとかボレーで決めたんですが、・・・。
次にまたハイボレーです。(今度は足元でそれはラケットに当てたんですが、足を保護するために跳ねたので、やはり相手コートに返らず)。
という結果、第一試合は1-6で負けたのですが。
その間、8回私に打ち込まれ、身体に当たったの1回、身体だけどかろうじてラケットに当たったのが3回、ラケット出して相手コートにかえそうとして結局アウトな失敗2回、無事に返り、その後第2打を相手がネットに打ち込んだのが1回(成功していたら、完璧に破滅へのロンド・ハイボレーバージョン)、私たちがその後つないでポイントもぎとったのが1回です。
ちなみに取れた1ゲームは、私のサーブゲームです。センターへサーブを入れると、右サイドの人はそれでもフォアで打ってきます。サーブが弱いので、きめ打ちされるとダメなんですが、相手が一瞬バックで打とうかどうかみたいな間に少し詰めてその次の球にプレッシャーをかけます。
後は、センター付近のロブ、左の方が一番ハイボレー打ち込みたいタイプなんですが、その人がたぶん捕らないだろうなぁ方向で右の方のバックハンドの高い位置にあげるとチャンスボールが来ました。
そういうパターンでしかポイント取れずじまい。
2試合目。やはりフィッチをして、今度xさんのサーブから始まりましたが、やはり雁行なんで、そうそう前衛位置から下がれません。でも、サービスゲームとは思えない、しのぎのゲーム。張り切ってセンターに寄りかけてストレートも抜かれそうになり、あせってラケット出して当てたものの、相手コートに返らずじまい。結局0-4の後、Xさん2度目のサービスで、事件が。
Xさんがファーストをフォルトして、2度目のサービスを打つときです。
ほんわか初心者大会を繰り広げているお隣コートからリターンさんの背後へボールが入ってきて、それを追いかけて選手も走ってくる勢いでした。事前に”相手コートのボールもタイムをかけてよい。”ということを審判に確認してあったので、タイムをかけたのですが。Xさんのサーブが空中にあり、(たしかXさんもあわててタイムと私の後追いをしてくれたはず)。リターンさんもやめて。ほんわかゆるいボールを返してくれて。
そうしたら、ハイボレーヤーさんがそれにクレームをつけたのです。
「ちょっと~。これじゃ、ファーストサーブからやり直しになってしまうじゃない。なんで止めるの?(そして相方さんに)だいたい、今アンタ、ボール、入っていたというの?」
(ボールはすでに、お隣さんが拾いにきて返した後。すでに隣では、なごやかにゲームが続いています)
Xさんはびびってしまって、「あの~よくわからないんですけど、私あと1本でも2本でもいいからボールを打ちなおししたいんですけど・・・?」
「あなたは?」とハイボレーヤーさんに聞かれたので。
「今、ボール、入ったんです、足元です。」とだけ言いました。
(それ以上言うのなら、本当に審判を呼んでこようと思ったし、もしリターンさんもハイボレーヤーさんに従うというのなら、隣コートさんにも審判さんに聞いてもらおうかとまで思いました・・・隣には迷惑をかけたくないですが)
「じゃ、サーブは?」
「申し訳ないけど。サーブ打ってるとこで私の前をボールが飛んだのも(タイムかけた後に)見えました。」
**
「じゃ、ファースト?」と聞かれ、
「はい!お願いします。」と答えました。**
お手数ですが、**の部分を2回繰り返してくださいませ。
(リターンさんもXさんも無言)
「じゃ、ファーストで。」とハイボレーヤ-さんがきっぱり言ってくれたので、Xさんに打ってもらいました。その後がっつり力んだのか、向うが攻め急ぎ、こちらにそのゲームが転がりこんだのです。
ちなみに、2試合目は私が凹みすぎて前衛位置も下がっていたので、相手の的もセンターマークが多かったのです。それで決められると、悔しいと思うより、ホッとしてしまうチキンな私。
それでもその後、もう一人の方に至近距離からボレーを右上腕方向に打たれ、ラケットでかばおうとして、腕をひねってしまったり。(その時は、面に注意していましたが、最後にそちらへラケット面を向け変えたのが見えてしまったので、やられる側としては、一瞬信じられないという思いでラケット操作が遅れたのかも負け惜しみです)
「すみませ~~ん、狙ってませんから。」
と、忘れた頃に(2試合目の終盤のコートチェンジのときに)いきなり話しかけられたり。おかげで、ちょっとしか座れず、ドリンク飲めずじまいの私)
「あ、気にしないでください。ボレーの構えが遅いんで。」とフレンドリーな雰囲気でお答えするしかなかったんです。
で、私がいつもベンチを最後にまごまご立つのですが、多少図々しくてもドリンク飲まなくてはね・・・。)
・・・長くなりすぎたので、これくらいにしておきます。
1-6、1-6のボロ負けでした。
で、知り合いのコーチさんにその後、聞かれたので、「1チーム欠場で、その相手にわざわざ2試合ボロ負けしていました。」と答えたら、コーチが組み合わせを見て、
「ああ、Bさんチームかぁ。あそこは強いからね。」
「え」
そうなんです。1ゲームもムダにはやらんぞという気迫のAさんチームより、欠場したBさんチームの方が強いと、そのコーチはおっしゃったのでした。
今回は、Aチーム、Bチーム共に強い相手だったみたいですね。でもどうせ負けるにしても、2チームとやりたかったです。
(最大の失敗は、後日改めて・・・まだ反省点があるんですよ、すごいでしょう~~~やけくそ?)
とある名選手のスマッシュ技です。
一度目は、相手のラケットを持つお手手を狙い、しかもその手に当たったボールの跳ね返る角度とタイミングを待ち構えて2度目のスマッシュを決めに行く。
という、相手が凹む技です。
え?ブリ婆が駆使したか?
ということは絶対ありえないのですが。
昨日、初心者大会へ、とあるペアのピンチヒッターとして参戦してきました。予選は3チームで総当りをして、1位が本戦に出場できるというもの。昨年は同率で並び、1ゲーム差で本戦に行けなかったという大会です。
その大会以後、一緒に出たXさんには”お呼びじゃない”とされたのですが、今大会の一日前、捜しても捜してもピンチヒッターが見つからないXさんに呼んでもらえたのでした。
というわけで。
”まだ試合に出たことがない。試合に出ている人ってみんなお上手になってから出ているんですよね?”
という誤った認識をお持ちの方、ちょっと見方を変えてくださいませ。
いますよ、まず私でしょ。それから数名は、凹みつつ涙こらえて頑張っている人が。
恥ずかしさこらえてそれでもボール追っかけている人間が。
実は昨日、私達の組はいきなりBチームさんが欠場してしまいました。私達は3番手だったので、最初Aチーム対Bチームを見学できるはずだったのですが・・・。
「一騎打ちなので2試合をやってください。3セットマッチです=6ゲーム先取の1試合がオールになったら、3試合目で決着をつけます。」
という説明をいきなり受けてのスタート。
最初のサーブ練習からびっくり。
リターンは強打(こちらがそのボールを捕れません)。
サーブは速くて重い、スゴイ!!
(ま、事前の大会は、初心じゃなくて初級に出られていた方だとは聞かされていたのですが・・予測以上)
ギャラリーもびっくりしてましたねぇ。
でも、チャレンジチャレンジ
1ゲーム目はリターン。
とりあえず返すを念頭にデュースまでもつれました。が、押し切られ・・。
2ゲーム目はXさんサーブ。1ゲーム目から前衛でチョロチョロしていたのですが、さらに気合を入れて・・・。
でも、リターンは出にくいクロスの中ロブ。Xさんのボールだもんね!それでもちゃんと相手前衛さんを見てはいたのですが(すみません、でもボディはまだリターンさんのほうを向いていました)。
あれ?前衛さん方向へボールが?と思うまもなく。
ガツーン。
ブリ婆、死んでもラッパを放しませんでした、もとい、
痛くてもラケットを落としませんでした。
ラケットを持っている右手にピンポイントで当たったのです。
で、そのハイボレーを打った方はちゃんと跳ね返りボールを計算してラケット構えていましたが、私の手の甲も肉付きがよすぎてボールは返らず。
すみませんねぇ、破滅へのロンドじゃなくなっちゃって。
で、一応「大丈夫ですか?」と言われたんで、
「はい。大丈夫です。」と答えて、次のポイントの準備として前衛の場所を変えて気をとりなおして構えた途端、また「大丈夫ですか?」と聞かれたのです。
早く今の一件を忘れて集中したいのに?
で、「はい、大丈夫です。」と答えたのですが。
向うはさらに何度も同じ事を聞き、一向にリターン体勢に入ってくれません。ブリ婆、耳が悪いせいか、声はでかいほうなんですが、聞こえないのかと思い。
また、そんなに心配してくれているのかなぁと思い。
ちょっと相手のほうへ近寄って笑顔を無理やり作って「全然大丈夫です~!」と答えました。で、その方がリターンのときに、私がなんとかボレーで決めたんですが、・・・。
次にまたハイボレーです。(今度は足元でそれはラケットに当てたんですが、足を保護するために跳ねたので、やはり相手コートに返らず)。
という結果、第一試合は1-6で負けたのですが。
その間、8回私に打ち込まれ、身体に当たったの1回、身体だけどかろうじてラケットに当たったのが3回、ラケット出して相手コートにかえそうとして結局アウトな失敗2回、無事に返り、その後第2打を相手がネットに打ち込んだのが1回(成功していたら、完璧に破滅へのロンド・ハイボレーバージョン)、私たちがその後つないでポイントもぎとったのが1回です。
ちなみに取れた1ゲームは、私のサーブゲームです。センターへサーブを入れると、右サイドの人はそれでもフォアで打ってきます。サーブが弱いので、きめ打ちされるとダメなんですが、相手が一瞬バックで打とうかどうかみたいな間に少し詰めてその次の球にプレッシャーをかけます。
後は、センター付近のロブ、左の方が一番ハイボレー打ち込みたいタイプなんですが、その人がたぶん捕らないだろうなぁ方向で右の方のバックハンドの高い位置にあげるとチャンスボールが来ました。
そういうパターンでしかポイント取れずじまい。
2試合目。やはりフィッチをして、今度xさんのサーブから始まりましたが、やはり雁行なんで、そうそう前衛位置から下がれません。でも、サービスゲームとは思えない、しのぎのゲーム。張り切ってセンターに寄りかけてストレートも抜かれそうになり、あせってラケット出して当てたものの、相手コートに返らずじまい。結局0-4の後、Xさん2度目のサービスで、事件が。
Xさんがファーストをフォルトして、2度目のサービスを打つときです。
ほんわか初心者大会を繰り広げているお隣コートからリターンさんの背後へボールが入ってきて、それを追いかけて選手も走ってくる勢いでした。事前に”相手コートのボールもタイムをかけてよい。”ということを審判に確認してあったので、タイムをかけたのですが。Xさんのサーブが空中にあり、(たしかXさんもあわててタイムと私の後追いをしてくれたはず)。リターンさんもやめて。ほんわかゆるいボールを返してくれて。
そうしたら、ハイボレーヤーさんがそれにクレームをつけたのです。
「ちょっと~。これじゃ、ファーストサーブからやり直しになってしまうじゃない。なんで止めるの?(そして相方さんに)だいたい、今アンタ、ボール、入っていたというの?」
(ボールはすでに、お隣さんが拾いにきて返した後。すでに隣では、なごやかにゲームが続いています)
Xさんはびびってしまって、「あの~よくわからないんですけど、私あと1本でも2本でもいいからボールを打ちなおししたいんですけど・・・?」
「あなたは?」とハイボレーヤーさんに聞かれたので。
「今、ボール、入ったんです、足元です。」とだけ言いました。
(それ以上言うのなら、本当に審判を呼んでこようと思ったし、もしリターンさんもハイボレーヤーさんに従うというのなら、隣コートさんにも審判さんに聞いてもらおうかとまで思いました・・・隣には迷惑をかけたくないですが)
「じゃ、サーブは?」
「申し訳ないけど。サーブ打ってるとこで私の前をボールが飛んだのも(タイムかけた後に)見えました。」
**
「じゃ、ファースト?」と聞かれ、
「はい!お願いします。」と答えました。**
お手数ですが、**の部分を2回繰り返してくださいませ。
(リターンさんもXさんも無言)
「じゃ、ファーストで。」とハイボレーヤ-さんがきっぱり言ってくれたので、Xさんに打ってもらいました。その後がっつり力んだのか、向うが攻め急ぎ、こちらにそのゲームが転がりこんだのです。
ちなみに、2試合目は私が凹みすぎて前衛位置も下がっていたので、相手の的もセンターマークが多かったのです。それで決められると、悔しいと思うより、ホッとしてしまうチキンな私。
それでもその後、もう一人の方に至近距離からボレーを右上腕方向に打たれ、ラケットでかばおうとして、腕をひねってしまったり。(その時は、面に注意していましたが、最後にそちらへラケット面を向け変えたのが見えてしまったので、やられる側としては、一瞬信じられないという思いでラケット操作が遅れたのかも負け惜しみです)
「すみませ~~ん、狙ってませんから。」
と、忘れた頃に(2試合目の終盤のコートチェンジのときに)いきなり話しかけられたり。おかげで、ちょっとしか座れず、ドリンク飲めずじまいの私)
「あ、気にしないでください。ボレーの構えが遅いんで。」とフレンドリーな雰囲気でお答えするしかなかったんです。
で、私がいつもベンチを最後にまごまご立つのですが、多少図々しくてもドリンク飲まなくてはね・・・。)
・・・長くなりすぎたので、これくらいにしておきます。
1-6、1-6のボロ負けでした。
で、知り合いのコーチさんにその後、聞かれたので、「1チーム欠場で、その相手にわざわざ2試合ボロ負けしていました。」と答えたら、コーチが組み合わせを見て、
「ああ、Bさんチームかぁ。あそこは強いからね。」
「え」
そうなんです。1ゲームもムダにはやらんぞという気迫のAさんチームより、欠場したBさんチームの方が強いと、そのコーチはおっしゃったのでした。
今回は、Aチーム、Bチーム共に強い相手だったみたいですね。でもどうせ負けるにしても、2チームとやりたかったです。
(最大の失敗は、後日改めて・・・まだ反省点があるんですよ、すごいでしょう~~~やけくそ?)
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