2010年06月23日
ようやく気づかされたこと・・・
ようやく気づいたこと、と書きかけたのですが、タイトルを直しました。
気づかされたこと。
昨日のサークルレッスンは早々と中止連絡が。
それでも、半年に一度くらい、サークルの会議がランチを兼ねて行われるので出席。
議題は、次のお当番、誰にする~~?がメインなのですが。
いつも、ビジターとしてよく来てくれている人を誘ってはいけないというメールが来て、その理由は、もちろんサークルの方針とかお当番とか決めるから、部外者がいては決めづらいというものだったのですが・・・。
心のどこかで、ブリ婆はびくついているのでありました。
サークルの最初から、他のメンバーさんとはテニス歴に差があり(5年程度)、サークルのレッスンにあきらかにお荷物状態のブリ婆は、最近青ざめてやっていることが多いのです。
コーチの球出しでならまだしも、
「1番さんは、デュースコートからアプローチをクロスに打って、2番さんは、それを○○へ返し、そして・・・」
という練習のリズムを狂わせて、自分のやりなおしで時間をかなり食っているのは、ブリ婆だからなんです。
一人でミスっている時は、恥ずかしく寂しい・・・。
先輩たちまでもが同じようなミスを始めてくると、伝染させたような気になり、またまた青くなったり。
コーチが同じ注意を何度も叫ぶハメになり・・・。
そろそろ、みんな私に辞めて欲しいって言い始めないのかなぁ・・・?と疑心暗鬼だったのです。
一人が
「最近、みんなレベルアップしたから、やはり人数はこれ以上増やさない方向で。ビジターさんも、来る時はしっかり事前に言ってもらわないと。」
さらに別の人。
「私、よそも行っているけれど、理想は6人だって。
細かい指導をしてもらいたいじゃない?」
え?・・・・やっぱり、”人間多いねぇ”という話になっていくのね。現在、登録メンバー10人くらい、ほぼ毎回8人程度出ているのです。
ブリ婆は、恐る恐る・・・
「あ、でも8人でやっていないと、会費が・・・(足りない)。それに、寒かったり、忙しいと最低3人の時もあったし・・・。皆さんはレベルアップしてるかもしれないけれど、私は・・・。」
そこで、会議は横道にそれてしまいました。
「何を言ってるの、ブリ婆さん!、相当レベルアップしてるくせにぃ~。」
「はぁ?・・・私、上手くなってます?全然そんな・・。」
そこへドンドン、皆さんが口々にかぶせてくれてしまいました。
「そういえば、先日から暗いけど、何が不満なのよ~~。」
「いや~。あの、実践的ラリー練習だと、私が失敗してとぎれてやり直して・・・コーチも怒ってるみたいだし・・・。」
「そんなの、当たり前じゃん!
私達だって、分かってるわよ。みんな、そういう経験して、べそかいて、ちょっと上手い上の人の方にボール繋げられなくて、よそ(のもっと厳しい中級サークル)でやってるけど、毎回私がどよ~~んとして、反省ばかりしてると。『そんなに申し訳ないと思うんなら、そこからどけ~~!』と言われるよ?」
・・・・え?世間はもっと厳しいんですね・・・?たぶん、そうなったら、ブリ婆、ラケットかついで帰ってしまうと思います・・・根性なしだもん。
「あのさぁ、ブリ婆さん、コーチ、怒ってないと思うよ?
コーチが怒っていると思う?」
「たまに・・・キレかけているような気がしてるんですが。
とにかく、何度も同じ事を言われ、ハイハイ返事をしてる割には、次もいっこうに・・・」と私。
「大丈夫、そんなすぐに出来ると思ってはいないって。」
「とりあえず、何とか直そうと行動しているかなぁと思っているから、怒りはしていないんじゃないかなぁ・・・。」
「でも・・・何かむなしいですよね。一生懸命に直してやろうと声を枯らして叫べども叫べども、目の前にどうにもこうにも直っていかない生徒・・・。」
「いいの。」
「そおですか~~?」
「いいの。可哀想で私ももちろんブリ婆さんと同じく、申し訳ないとは思うんだけど、だって、コーチは、
それがお仕事だから!!(はあと)」
それでも半信半疑のブリ婆に
「きっと、へたくそがたくさんいたほうがお仕事のしがいがあるのよ、きっと。」
「大変なお仕事だわね~。」
ひとしきり、みんなで遠い目に。
ブリ婆、ずっとびくびくしていたし、自分のことばかり気にかけていて気づかなかったのですが。
サークルの皆さんが、自分の練習時間が多少私のせいで効率の悪い内容になってしまっていても、仲間として許してくれていることに。
絶対、心の中で”早くボールを頂戴よ!”と考えて、怒っているのだと決め付けてました。
自分の経験まで思いおこしてガマンして待ってくれているのですね~。
私は、早くごまかしてでも、何とか取り繕うようなショットを打っていたのに・・・。(当然、生かしきれない失敗だけを量産していたのでした)
自分では、気づけませんでした。
明らかなレベル差で、当然仲間と思ってくれていないものだと勝手に思い込み、今に「辞めて」って言われるものだと怯えてました。
自分が上手くなったというのは、どう頑張っても信じられないことですが。多少はマシになってきたことをみなさんが温かい目でみてそう表現してくれているのでしょう。
・・・良かった・・・私、仲間に入れてもらっているんだ・・・
自分の打った球の行方が一番気になる自己中心的な私でも、それでも見捨てずに仲間の一人だと思ってくれているんだ・・・
ダメダメな自分を見たくない気持ちでここ数ヶ月すごしてきたけれど、皆さんが見捨ててないのに、自分が見捨てちゃったらいけないな、という気持ちになりました。
頑張ります~
気づかされたこと。
昨日のサークルレッスンは早々と中止連絡が。
それでも、半年に一度くらい、サークルの会議がランチを兼ねて行われるので出席。
議題は、次のお当番、誰にする~~?がメインなのですが。
いつも、ビジターとしてよく来てくれている人を誘ってはいけないというメールが来て、その理由は、もちろんサークルの方針とかお当番とか決めるから、部外者がいては決めづらいというものだったのですが・・・。
心のどこかで、ブリ婆はびくついているのでありました。
サークルの最初から、他のメンバーさんとはテニス歴に差があり(5年程度)、サークルのレッスンにあきらかにお荷物状態のブリ婆は、最近青ざめてやっていることが多いのです。
コーチの球出しでならまだしも、
「1番さんは、デュースコートからアプローチをクロスに打って、2番さんは、それを○○へ返し、そして・・・」
という練習のリズムを狂わせて、自分のやりなおしで時間をかなり食っているのは、ブリ婆だからなんです。
一人でミスっている時は、恥ずかしく寂しい・・・。
先輩たちまでもが同じようなミスを始めてくると、伝染させたような気になり、またまた青くなったり。
コーチが同じ注意を何度も叫ぶハメになり・・・。
そろそろ、みんな私に辞めて欲しいって言い始めないのかなぁ・・・?と疑心暗鬼だったのです。
一人が
「最近、みんなレベルアップしたから、やはり人数はこれ以上増やさない方向で。ビジターさんも、来る時はしっかり事前に言ってもらわないと。」
さらに別の人。
「私、よそも行っているけれど、理想は6人だって。
細かい指導をしてもらいたいじゃない?」
え?・・・・やっぱり、”人間多いねぇ”という話になっていくのね。現在、登録メンバー10人くらい、ほぼ毎回8人程度出ているのです。
ブリ婆は、恐る恐る・・・
「あ、でも8人でやっていないと、会費が・・・(足りない)。それに、寒かったり、忙しいと最低3人の時もあったし・・・。皆さんはレベルアップしてるかもしれないけれど、私は・・・。」
そこで、会議は横道にそれてしまいました。
「何を言ってるの、ブリ婆さん!、相当レベルアップしてるくせにぃ~。」
「はぁ?・・・私、上手くなってます?全然そんな・・。」
そこへドンドン、皆さんが口々にかぶせてくれてしまいました。
「そういえば、先日から暗いけど、何が不満なのよ~~。」
「いや~。あの、実践的ラリー練習だと、私が失敗してとぎれてやり直して・・・コーチも怒ってるみたいだし・・・。」
「そんなの、当たり前じゃん!
私達だって、分かってるわよ。みんな、そういう経験して、べそかいて、ちょっと上手い上の人の方にボール繋げられなくて、よそ(のもっと厳しい中級サークル)でやってるけど、毎回私がどよ~~んとして、反省ばかりしてると。『そんなに申し訳ないと思うんなら、そこからどけ~~!』と言われるよ?」
・・・・え?世間はもっと厳しいんですね・・・?たぶん、そうなったら、ブリ婆、ラケットかついで帰ってしまうと思います・・・根性なしだもん。
「あのさぁ、ブリ婆さん、コーチ、怒ってないと思うよ?
コーチが怒っていると思う?」
「たまに・・・キレかけているような気がしてるんですが。
とにかく、何度も同じ事を言われ、ハイハイ返事をしてる割には、次もいっこうに・・・」と私。
「大丈夫、そんなすぐに出来ると思ってはいないって。」
「とりあえず、何とか直そうと行動しているかなぁと思っているから、怒りはしていないんじゃないかなぁ・・・。」
「でも・・・何かむなしいですよね。一生懸命に直してやろうと声を枯らして叫べども叫べども、目の前にどうにもこうにも直っていかない生徒・・・。」
「いいの。」
「そおですか~~?」
「いいの。可哀想で私ももちろんブリ婆さんと同じく、申し訳ないとは思うんだけど、だって、コーチは、
それがお仕事だから!!(はあと)」
それでも半信半疑のブリ婆に
「きっと、へたくそがたくさんいたほうがお仕事のしがいがあるのよ、きっと。」
「大変なお仕事だわね~。」
ひとしきり、みんなで遠い目に。
ブリ婆、ずっとびくびくしていたし、自分のことばかり気にかけていて気づかなかったのですが。
サークルの皆さんが、自分の練習時間が多少私のせいで効率の悪い内容になってしまっていても、仲間として許してくれていることに。
絶対、心の中で”早くボールを頂戴よ!”と考えて、怒っているのだと決め付けてました。
自分の経験まで思いおこしてガマンして待ってくれているのですね~。
私は、早くごまかしてでも、何とか取り繕うようなショットを打っていたのに・・・。(当然、生かしきれない失敗だけを量産していたのでした)
自分では、気づけませんでした。
明らかなレベル差で、当然仲間と思ってくれていないものだと勝手に思い込み、今に「辞めて」って言われるものだと怯えてました。
自分が上手くなったというのは、どう頑張っても信じられないことですが。多少はマシになってきたことをみなさんが温かい目でみてそう表現してくれているのでしょう。
・・・良かった・・・私、仲間に入れてもらっているんだ・・・
自分の打った球の行方が一番気になる自己中心的な私でも、それでも見捨てずに仲間の一人だと思ってくれているんだ・・・
ダメダメな自分を見たくない気持ちでここ数ヶ月すごしてきたけれど、皆さんが見捨ててないのに、自分が見捨てちゃったらいけないな、という気持ちになりました。
頑張ります~