2007年03月02日
お呼びでない・・・(笑)
子供の頃にみた”お笑い”の1シーン。
何か乱入してきたオジサンがあわてて言い訳する、というパターンでした。
「お呼びでない・・・?お呼びでない・・・?
こりゃまた、失礼~~~~」
と去っていく・・・みたいなもの。知ってます?
唐突ですが、昨日、ブリ婆初試合でした。ハイ。
ええ、フレッシュな新人が3チーム1つのコートに集まって、
1番さん対2番さん(第一試合)
第一試合敗者対3番さん(第二試合)
第一試合勝者対3番さん(第三試合)するという触れ込みの試合。
私たちは3番だったので、最初はほわわ~~んと見てたのですが、何となく両者ともお上手。でも6-1であっという間に終わりまして。
「え~、負けた2番さんがお気の毒。」なんて言ってた私は、その後キリキリ舞で、それこそまるっきりお気の毒でした。
ウォーミングアップにサーブ4本打てと言われて、・・・サービスボックスはおろか、相手コートの中にボールが飛んでいかないのです。3本がネット、1本がアレーよりサイドアウト。
球拾いに行かせる羽目になり、エラク恐縮する・・・。
テニスを2年してみたけど、まぁサーブがはいるようになってきたの、ごく最近やもんなぁ・・・。
パートナーさんは、スクールに5年は通っているので、まだまだずっとまともでした。
(というわけで、作戦その1・・・自分は、4人目にサーブを打つ作戦)
そうこうするうちに試合スタート。
実は、2/23以降、風邪で熱を出して寝込んでいたので、本当は立っていても歩いていても、雲の上にいるみたいな感じ、だったんです。しかも、試合スタートと同時にマスクは外したので、口呼吸しつつ、さかんに喉がかわくのでした。
(というわけで、作戦その2・・・立っているのもしんどいのを悟られないように、またテンション上げていくために足踏みを多くする・・・よろけてもごまかす・・・サイアク、ナナメに倒れる時はポーチする作戦)
”作戦その1・・・は大成功。「which?」で勝ち、「コートもらいます。」と言って、2ゲーム目にサーブを打つパートナーに有利なようにコートを選びました”
”作戦その2・・・はほぼ成功。実は自分がサーブを打つために上を見てそれから目線を前に戻すだけで「う?」でしたが、ほとんどダブルフォルトだったがため、相手も打つ手なし。・・・そりゃそうだ。「0-40。」の時には開き直ったので、いきなりサーブが入り、相手がびっくりしてリターンミス・・・それに対してなんかすみませんと言っていた自分だが、まぁ気にしない・・・”
さらに、コートチェンジの時だけ、欲しがっていたスポドリが飲めるとあっては、コートチェンジもカウントも間違えないのでありました。
よろけポーチの成功率は2/2(たぶん本気で出てきたようには見えなかったみたいです)・・・そこで相手に返されたらもう守備を棄てて(田舎から)出てきたもんですから、どうしようという形相、よろけてにらんだ先は、相手チームの前衛さん、あきらかにうろたえておられました。つんのめった体重ものったのか相手のラケットをはじきましたよ。その後、さらに2、3歩よろけたのを、ガッツポーズのお散歩みたいにごまかす・・・。
劣勢だったのに4-4で追いついて欲も出たんですが、そこからがねぇ・・・。第2試合は4-6で、ジ・エンド。
「はぁ、今の長かったね。試合みたいだったね。(←ぉぃ)休憩欲しいねぇ」とパートナーと言い合っているうちに第3試合スタート、相手チームの方のサーブをリターンするのが本当に難しかったのです(私はバックサイド)。
すごく伸びてくるので後ろに立つ位置を直しておくと、その場ではねて伸びてこないサーブに変わっていたりとか・・・。
それで開き直って「もういいや、下がるのやめた。ぶつかりにいく!」
って思い、ラケット振ったら、
ここで出ました、久々のミラクルバックハンド。右に踏み込み、右に身体をラケットを目線を意識をとにかくありとあらゆるものを右方向につぎ込んで、前衛に立っている相手も「来た、クロスだ!」とあうんの呼吸で待ってくれているのに、ストレートをパッシングしました。1瞬後のリターンエース。
本人ですら、あぜん・・・。もちろん、相手チームのビッグサーバーもフォローできず。おそろしげにこちらを見ています。
「いったい、今までの”ありゃりゃ泳ぎリターン”は何だったの?」
パートナーさんも大絶賛。
「すごいよ~すごいよ~。」
「ごめん・・・・実は・・・・(大声で)自分でもわ、訳わかんない!?」(バカだねぇ)
「こうなったら、次も見ないで考えないで打とうか???」
「やめておきなよ。」とパートナーさんも一気にもりさがる(笑)。
で、本当は、早く帰って布団で寝たかったのですが、まぁやれるだけやって・・・5度ジュースにもつれこんだりしつつ、でも1ゲームも取れずに完敗して終わりました。
試合なんて、私たちお呼びでない・・・よねぇ?と言っていたのに、結構楽しんで帰ってきました。(対戦相手の方々がいい人たちで良かったのですね♪)
でも、ミラクルリターンエースより、一番嬉しかったことは。
しのいでしのいでしのいだあげくにこちらが決めた1ポイント。
パートナーの後方に走り込んで、私が必死で出したラケットがボールをすくいあげ、相手コートの真ん中に帰って、パートナーと私が「ごめん」「ありがと」と言いながら、ポジションぐるぐるチェンジしながら、走りまわってボールを拾い、結局、走りまわって体勢がななめまえに折れていたのに、背骨もまっすぐ立つくらいに体勢建て直し(ボールの滞空時間を利用して)、何がなんでも次も拾うんだ!あの人も走ったもん、私も走るんだ、やぶれかぶれで相手の真ん中をお見合いさせてラケットを出させなかったポイント。
それが一番嬉しいです。自分が内心、わ~ん、次も連続じゃ私はあの2人に負けるぅと思っている時にパートナーが打って返してくれている時は、本当にダブルスっていいなぁと思いました。
そのお陰で、そのポイント以来、ブリ婆の判断は速かったですよ。
真ん中ボールはすべて大きな声で
「お願いします!!!!」
わぁい、言ったもん勝ちや~~~~(違う)。
でも、互いに絶対こんな状況で2チームとも明らかに私たちの上をいっているのに、なんか開き直って楽しんだので、本当に良かったです。
実は昨日が予選トーナメントで、私以外のサークルメンバーさん達は全員本戦に勝ち上がって、帰り際サークルの集合場所に別の知らない2人が立っていて、私には紹介もしてもらえなくて(もちろん、あいさつだけはしてくれましたが)なんか疎外されてたので、サークルの数合わせメンバーである私はそのうち、「ごめんね」とお払い箱になりそうな予感です。
先輩達は6人でダブルス主体・試合形式練習でやりたかったので。
でも、最初誘われた時から、”試合がんばろうサークルだなんて聞いてなかったよぉ”と後じさりしていたのだから、まぁあきらめもつきますか。
ちなみに、ずっと憧れていたコーチもスクールを辞めていかれまして。噂では、上手な方々がやはり、ダブルス主体・試合形式練習の”試合がんばろうサークルを結成し、教えを請うとか。逆にフリーによくぞなってくれたと思っている方々も多いようです(スクールの制約もないですし)
「もう教えてもらえない・・・。」と泣いている私は、カヤの外です。
親しい方々は、テニス以外のつながりもあったようですしね。
そう、まさにお呼びでない・・・私。
泣くのは簡単、諦めるのも簡単、失礼しましたと引き下がるのも簡単。
でもね・・・私、やっぱりテニスが好きです。
これだけは言えます。
昨日、どれだけ自分がヘタか思い知りました。
サークルの皆さんって本当に私、みそっかす扱いだなぁと思いましたが、それは不当な扱いじゃないと思えます。
誰だって、それほどヒマじゃないです。
誰だって、そんなに余裕がないです。
コーチだって、全部の生徒にこたえられません。
私、とにかくヘタはヘタなんですけど、これからもまじめに努力します。
今までコーチが教えてくれて、それなのにまだ直せてない欠点がたくさんあるから、そこを頑張ります。
どこかに「試合に勝っていく相手を見つけたい、そういう人と練習したい」というのではなく、
「やはり、ゲームは楽しいよ、でも・・・フォローしつつ、リードしつつ、やりこめつつ、ボケつつ、ツッコミつつ・・・テニスしていこうね。」
という仲間がいつか見つかるかもしれないから、
そうしてそういう人が体勢崩した時にまた、一生懸命出したラケットに偶然ボールがのっかって、相手コートにのんびりしたロブが返っていくようにできるかもしれないから、
そうしたら、仲良く”テニスヘタの横好きサークル”作るのです
めげずにこれからも頑張ります。
お別れはつらいです。初心者のうちにいいコーチに会えたもんだから、本当はテニスが固まる(?)位までご指導してもらいたかった・・・。
でも、さようなら(左様・・・・それならばしかたないという意味ですもんね?)です。
どこかでいつか お逢いできる日があったら、
笑ってごあいさつ出来るように
(間違っても・・・風邪をうつしちゃいかん・・と逃げ隠れしまくるのはやめるつもり・・・コーチ、その節はろくろくごあいさつもしませんで、すみませんでした。あの日、アヤシイ白マスクの女が不審だったかもしれませんが、それは私ですぅ)
何か乱入してきたオジサンがあわてて言い訳する、というパターンでした。
「お呼びでない・・・?お呼びでない・・・?
こりゃまた、失礼~~~~」
と去っていく・・・みたいなもの。知ってます?
唐突ですが、昨日、ブリ婆初試合でした。ハイ。
ええ、フレッシュな新人が3チーム1つのコートに集まって、
1番さん対2番さん(第一試合)
第一試合敗者対3番さん(第二試合)
第一試合勝者対3番さん(第三試合)するという触れ込みの試合。
私たちは3番だったので、最初はほわわ~~んと見てたのですが、何となく両者ともお上手。でも6-1であっという間に終わりまして。
「え~、負けた2番さんがお気の毒。」なんて言ってた私は、その後キリキリ舞で、それこそまるっきりお気の毒でした。
ウォーミングアップにサーブ4本打てと言われて、・・・サービスボックスはおろか、相手コートの中にボールが飛んでいかないのです。3本がネット、1本がアレーよりサイドアウト。
球拾いに行かせる羽目になり、エラク恐縮する・・・。
テニスを2年してみたけど、まぁサーブがはいるようになってきたの、ごく最近やもんなぁ・・・。
パートナーさんは、スクールに5年は通っているので、まだまだずっとまともでした。
(というわけで、作戦その1・・・自分は、4人目にサーブを打つ作戦)
そうこうするうちに試合スタート。
実は、2/23以降、風邪で熱を出して寝込んでいたので、本当は立っていても歩いていても、雲の上にいるみたいな感じ、だったんです。しかも、試合スタートと同時にマスクは外したので、口呼吸しつつ、さかんに喉がかわくのでした。
(というわけで、作戦その2・・・立っているのもしんどいのを悟られないように、またテンション上げていくために足踏みを多くする・・・よろけてもごまかす・・・サイアク、ナナメに倒れる時はポーチする作戦)
”作戦その1・・・は大成功。「which?」で勝ち、「コートもらいます。」と言って、2ゲーム目にサーブを打つパートナーに有利なようにコートを選びました”
”作戦その2・・・はほぼ成功。実は自分がサーブを打つために上を見てそれから目線を前に戻すだけで「う?」でしたが、ほとんどダブルフォルトだったがため、相手も打つ手なし。・・・そりゃそうだ。「0-40。」の時には開き直ったので、いきなりサーブが入り、相手がびっくりしてリターンミス・・・それに対してなんかすみませんと言っていた自分だが、まぁ気にしない・・・”
さらに、コートチェンジの時だけ、欲しがっていたスポドリが飲めるとあっては、コートチェンジもカウントも間違えないのでありました。
よろけポーチの成功率は2/2(たぶん本気で出てきたようには見えなかったみたいです)・・・そこで相手に返されたらもう守備を棄てて(田舎から)出てきたもんですから、どうしようという形相、よろけてにらんだ先は、相手チームの前衛さん、あきらかにうろたえておられました。つんのめった体重ものったのか相手のラケットをはじきましたよ。その後、さらに2、3歩よろけたのを、ガッツポーズのお散歩みたいにごまかす・・・。
劣勢だったのに4-4で追いついて欲も出たんですが、そこからがねぇ・・・。第2試合は4-6で、ジ・エンド。
「はぁ、今の長かったね。試合みたいだったね。(←ぉぃ)休憩欲しいねぇ」とパートナーと言い合っているうちに第3試合スタート、相手チームの方のサーブをリターンするのが本当に難しかったのです(私はバックサイド)。
すごく伸びてくるので後ろに立つ位置を直しておくと、その場ではねて伸びてこないサーブに変わっていたりとか・・・。
それで開き直って「もういいや、下がるのやめた。ぶつかりにいく!」
って思い、ラケット振ったら、
ここで出ました、久々のミラクルバックハンド。右に踏み込み、右に身体をラケットを目線を意識をとにかくありとあらゆるものを右方向につぎ込んで、前衛に立っている相手も「来た、クロスだ!」とあうんの呼吸で待ってくれているのに、ストレートをパッシングしました。1瞬後のリターンエース。
本人ですら、あぜん・・・。もちろん、相手チームのビッグサーバーもフォローできず。おそろしげにこちらを見ています。
「いったい、今までの”ありゃりゃ泳ぎリターン”は何だったの?」
パートナーさんも大絶賛。
「すごいよ~すごいよ~。」
「ごめん・・・・実は・・・・(大声で)自分でもわ、訳わかんない!?」(バカだねぇ)
「こうなったら、次も見ないで考えないで打とうか???」
「やめておきなよ。」とパートナーさんも一気にもりさがる(笑)。
で、本当は、早く帰って布団で寝たかったのですが、まぁやれるだけやって・・・5度ジュースにもつれこんだりしつつ、でも1ゲームも取れずに完敗して終わりました。
試合なんて、私たちお呼びでない・・・よねぇ?と言っていたのに、結構楽しんで帰ってきました。(対戦相手の方々がいい人たちで良かったのですね♪)
でも、ミラクルリターンエースより、一番嬉しかったことは。
しのいでしのいでしのいだあげくにこちらが決めた1ポイント。
パートナーの後方に走り込んで、私が必死で出したラケットがボールをすくいあげ、相手コートの真ん中に帰って、パートナーと私が「ごめん」「ありがと」と言いながら、ポジションぐるぐるチェンジしながら、走りまわってボールを拾い、結局、走りまわって体勢がななめまえに折れていたのに、背骨もまっすぐ立つくらいに体勢建て直し(ボールの滞空時間を利用して)、何がなんでも次も拾うんだ!あの人も走ったもん、私も走るんだ、やぶれかぶれで相手の真ん中をお見合いさせてラケットを出させなかったポイント。
それが一番嬉しいです。自分が内心、わ~ん、次も連続じゃ私はあの2人に負けるぅと思っている時にパートナーが打って返してくれている時は、本当にダブルスっていいなぁと思いました。
そのお陰で、そのポイント以来、ブリ婆の判断は速かったですよ。
真ん中ボールはすべて大きな声で
「お願いします!!!!」
わぁい、言ったもん勝ちや~~~~(違う)。
でも、互いに絶対こんな状況で2チームとも明らかに私たちの上をいっているのに、なんか開き直って楽しんだので、本当に良かったです。
実は昨日が予選トーナメントで、私以外のサークルメンバーさん達は全員本戦に勝ち上がって、帰り際サークルの集合場所に別の知らない2人が立っていて、私には紹介もしてもらえなくて(もちろん、あいさつだけはしてくれましたが)なんか疎外されてたので、サークルの数合わせメンバーである私はそのうち、「ごめんね」とお払い箱になりそうな予感です。
先輩達は6人でダブルス主体・試合形式練習でやりたかったので。
でも、最初誘われた時から、”試合がんばろうサークルだなんて聞いてなかったよぉ”と後じさりしていたのだから、まぁあきらめもつきますか。
ちなみに、ずっと憧れていたコーチもスクールを辞めていかれまして。噂では、上手な方々がやはり、ダブルス主体・試合形式練習の”試合がんばろうサークルを結成し、教えを請うとか。逆にフリーによくぞなってくれたと思っている方々も多いようです(スクールの制約もないですし)
「もう教えてもらえない・・・。」と泣いている私は、カヤの外です。
親しい方々は、テニス以外のつながりもあったようですしね。
そう、まさにお呼びでない・・・私。
泣くのは簡単、諦めるのも簡単、失礼しましたと引き下がるのも簡単。
でもね・・・私、やっぱりテニスが好きです。
これだけは言えます。
昨日、どれだけ自分がヘタか思い知りました。
サークルの皆さんって本当に私、みそっかす扱いだなぁと思いましたが、それは不当な扱いじゃないと思えます。
誰だって、それほどヒマじゃないです。
誰だって、そんなに余裕がないです。
コーチだって、全部の生徒にこたえられません。
私、とにかくヘタはヘタなんですけど、これからもまじめに努力します。
今までコーチが教えてくれて、それなのにまだ直せてない欠点がたくさんあるから、そこを頑張ります。
どこかに「試合に勝っていく相手を見つけたい、そういう人と練習したい」というのではなく、
「やはり、ゲームは楽しいよ、でも・・・フォローしつつ、リードしつつ、やりこめつつ、ボケつつ、ツッコミつつ・・・テニスしていこうね。」
という仲間がいつか見つかるかもしれないから、
そうしてそういう人が体勢崩した時にまた、一生懸命出したラケットに偶然ボールがのっかって、相手コートにのんびりしたロブが返っていくようにできるかもしれないから、
そうしたら、仲良く”テニスヘタの横好きサークル”作るのです
めげずにこれからも頑張ります。
お別れはつらいです。初心者のうちにいいコーチに会えたもんだから、本当はテニスが固まる(?)位までご指導してもらいたかった・・・。
でも、さようなら(左様・・・・それならばしかたないという意味ですもんね?)です。
どこかでいつか お逢いできる日があったら、
笑ってごあいさつ出来るように
(間違っても・・・風邪をうつしちゃいかん・・と逃げ隠れしまくるのはやめるつもり・・・コーチ、その節はろくろくごあいさつもしませんで、すみませんでした。あの日、アヤシイ白マスクの女が不審だったかもしれませんが、それは私ですぅ)