2009年12月09日
引き出しは、多いほうが良い?
最初にじっくり基礎の大切さを教えてくれたコーチ曰く、
「ブリ婆さんは、頭でっかちを何とかしないとね。」
・・・思いっきり否定できません。私は、ものすごく考えるタイプ。
でも、それはもう変えることの出来ない私の根本的な性格だし、某テニス本によれば、
”スキルも経験もない人間のやるべきことは、足を使え、頭を使え”
だったので、考えることをやめたくはないのです。
でも、11月中旬に試合に出て、試合途中から薄々、気づいたことが一つありました。
試合中、それも後衛にいる時、私はかなり攻められていました。前衛にいるのが、若くて敏捷で背が高く(アンド美人でスタイルもいいんですが)、いかにも攻撃タイプの相方さんなんですから、当たり前といえば、当たり前。
で、NO PLANを基本の作戦として出たはいいのですが、クロスに打っても打っても返されるので、これは結構大変なんですね、たまにストレート狙っても、サイドアウトするか、サイドアウト恐れるあまり、相手のバックボレーで早いタイミングで返ってきたり。
そういうとき、「よし、次はこっちへ行ってみよう!」というストロークの方が見抜かれてしまったり、ミスしてしまったり。逆に
「キャ~~~~(必死=何も考えることができない)、えいっ!」と打った球が殊のほか良かったり。
ということは・・・・”何も考えない”方がいいのかも
でも、”何も考えまい、無心でいこう、そうよ、無心、無我の境地、あ、そういえばテニプリでも・・・・ひぃぃ~~”
←ということを考えているので、準備が遅れたブリ婆でした。
とにかく、トロくさいブリ婆ですから、余計なことを考えすぎると、本当にラケットがなかなか背後から出てきません。
逆に、何だかわからないけれど、妙に落ち着いている瞬間っていうのもありました。
ボールが、相方の捕れないところに飛んでいる(もしくは、途中で捕るのをやめたっぽい)→緊急事態だ!→と思うときにはもう走っていて、その場所でラケットを振り出していて、当てて返すのが精一杯なのに、振り出したラケットの当たったインパクト付近から、
「あっちへ打ったよ!」というのが伝わってきている感覚。
そうなんです。いつもと違うんです。
いつもなら、まず頭で決めます。
「よし、センターへ打つぞ!、センターマーク後方1m狙い!」
目もそっちへ探りを入れているし、身体も極力そちらへ向けていくし(初心者から抜けていないので、最後に身体、ラケットを打ちたい方向へ出していきます)、まぁ、素直な感じの、相手にとってもおいしい球が飛んでいきます。
最近、誤差も減ったせいでしょうか。先輩方もいい感じに待ち受けてくれています(ぐすん)。
でも、今回の自分が感じたいいショットは、
必死で走りこみ、その瞬間よりちょっと前に、よし、身体をすでにねじっているから準備はOK!間に合った!という感覚はあるものの、本当にプランがまだ出来ていません。
ネット越えて欲しい~とだけが、かろうじて意識の片隅にあって、それだけでもうインパクトを迎えてしまっているのに、不思議と”どうしよう?”という悩みもなく、
”ええい、打ってしまえ~!”
で、打った直後にようやく、腕のほうから、頭の方へ、事後報告みたいに来るのです。
”とりあえず、○○方面へ打ったからね!”
それが意外といい感じに飛んで気を良くするものの、すべてのストロークでそれができるわけではないのです。
絶対、こんな話を聞いたら、くだんのコーチが嬉しそうに「ほらぁ、だから、頭でっかちをやめろって言ったでしょう?」と勝ち誇っておっしゃる気がするんです。
でも、やっぱり頭からっぽにはなれないので~~す。
ふだんの練習で、少しでもヒントになるテニスの技とかスキルを溜めたいなぁと、最近思います。
でも、大きな引き出しにスキルがごちゃごちゃに入っているのではなく、あわててとっさにつかんだ引き手をひっぱると、ポンと一つだけスキルが飛び出てくるような、小さい引き出しをたくさんたくさん、作ろうと思います。
頭をでっかくするんじゃなくて、架空の背後霊みたいに技とかスキルとかの小さな引き出しをいっぱい持って、
「きゃ~」の次は、「えいっ」と引き手を引っ張って、自信をもって、技を引き出したいと思います。
・・・・・なかなか成れないと思うけれど・・・(^^;。
まぁ、夢はでっかく
「ブリ婆さんは、頭でっかちを何とかしないとね。」
・・・思いっきり否定できません。私は、ものすごく考えるタイプ。
でも、それはもう変えることの出来ない私の根本的な性格だし、某テニス本によれば、
”スキルも経験もない人間のやるべきことは、足を使え、頭を使え”
だったので、考えることをやめたくはないのです。
でも、11月中旬に試合に出て、試合途中から薄々、気づいたことが一つありました。
試合中、それも後衛にいる時、私はかなり攻められていました。前衛にいるのが、若くて敏捷で背が高く(アンド美人でスタイルもいいんですが)、いかにも攻撃タイプの相方さんなんですから、当たり前といえば、当たり前。
で、NO PLANを基本の作戦として出たはいいのですが、クロスに打っても打っても返されるので、これは結構大変なんですね、たまにストレート狙っても、サイドアウトするか、サイドアウト恐れるあまり、相手のバックボレーで早いタイミングで返ってきたり。
そういうとき、「よし、次はこっちへ行ってみよう!」というストロークの方が見抜かれてしまったり、ミスしてしまったり。逆に
「キャ~~~~(必死=何も考えることができない)、えいっ!」と打った球が殊のほか良かったり。
ということは・・・・”何も考えない”方がいいのかも
でも、”何も考えまい、無心でいこう、そうよ、無心、無我の境地、あ、そういえばテニプリでも・・・・ひぃぃ~~”
←ということを考えているので、準備が遅れたブリ婆でした。
とにかく、トロくさいブリ婆ですから、余計なことを考えすぎると、本当にラケットがなかなか背後から出てきません。
逆に、何だかわからないけれど、妙に落ち着いている瞬間っていうのもありました。
ボールが、相方の捕れないところに飛んでいる(もしくは、途中で捕るのをやめたっぽい)→緊急事態だ!→と思うときにはもう走っていて、その場所でラケットを振り出していて、当てて返すのが精一杯なのに、振り出したラケットの当たったインパクト付近から、
「あっちへ打ったよ!」というのが伝わってきている感覚。
そうなんです。いつもと違うんです。
いつもなら、まず頭で決めます。
「よし、センターへ打つぞ!、センターマーク後方1m狙い!」
目もそっちへ探りを入れているし、身体も極力そちらへ向けていくし(初心者から抜けていないので、最後に身体、ラケットを打ちたい方向へ出していきます)、まぁ、素直な感じの、相手にとってもおいしい球が飛んでいきます。
最近、誤差も減ったせいでしょうか。先輩方もいい感じに待ち受けてくれています(ぐすん)。
でも、今回の自分が感じたいいショットは、
必死で走りこみ、その瞬間よりちょっと前に、よし、身体をすでにねじっているから準備はOK!間に合った!という感覚はあるものの、本当にプランがまだ出来ていません。
ネット越えて欲しい~とだけが、かろうじて意識の片隅にあって、それだけでもうインパクトを迎えてしまっているのに、不思議と”どうしよう?”という悩みもなく、
”ええい、打ってしまえ~!”
で、打った直後にようやく、腕のほうから、頭の方へ、事後報告みたいに来るのです。
”とりあえず、○○方面へ打ったからね!”
それが意外といい感じに飛んで気を良くするものの、すべてのストロークでそれができるわけではないのです。
絶対、こんな話を聞いたら、くだんのコーチが嬉しそうに「ほらぁ、だから、頭でっかちをやめろって言ったでしょう?」と勝ち誇っておっしゃる気がするんです。
でも、やっぱり頭からっぽにはなれないので~~す。
ふだんの練習で、少しでもヒントになるテニスの技とかスキルを溜めたいなぁと、最近思います。
でも、大きな引き出しにスキルがごちゃごちゃに入っているのではなく、あわててとっさにつかんだ引き手をひっぱると、ポンと一つだけスキルが飛び出てくるような、小さい引き出しをたくさんたくさん、作ろうと思います。
頭をでっかくするんじゃなくて、架空の背後霊みたいに技とかスキルとかの小さな引き出しをいっぱい持って、
「きゃ~」の次は、「えいっ」と引き手を引っ張って、自信をもって、技を引き出したいと思います。
・・・・・なかなか成れないと思うけれど・・・(^^;。
まぁ、夢はでっかく